2009年12月27日日曜日

アトピーの苦しみが増える

そうすれば、衰に苦しみが増えるような気がしても、そのま嘉讐進めていきますと、
ある程度まではよく富のであります。
やがて日常生活にも特に支障を来さない程度には富と思います。
それで充貫と思う人はそれでいいし、それ以上求める婁はないわけです。
ところが、それでは満足しないのが神経質の人でありまして、
ここまで来たのだから、もう少し先までいこうと考え、
どうしても完全に「とらわれ」をなくそうとしないではおれないところがあります。


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2009年12月17日木曜日

アトピーに慣れてきて

そのまま藩を続けていると次第にその雰囲気に慣れてきて、
話蔑に注意が向くようになります。
「同一の感覚に慣れるにしたがって不惑となる」のは、
注意そのものが「意識的注意の状態」から
「無意識的注意の状態」になるからであって、
その結果、一つのことに注意を集中していると、
いつの間にかそのものを意識しなくなるのであります。


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2009年12月9日水曜日

アトピー恐怖症

恐怖症で三〇数年、うつ病で一〇年間苦しみましたので、
合計すると五〇年近く症状と格闘したことになります。
症状から解放されたのは七〇歳過ぎていましたので、
私の主な活動期は、ほとんどそういった症状との
たたかいに明け暮れたことになります。
そういう意味で私は、そうなってはいけない
人間の代表みたいな存在です。



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2009年12月2日水曜日

苦痛感がなくなり

苦痛の中にひたりきっていると苦痛感がなくなり、
辛い辛いと思って過ごしていると、いつの間にか辛いことを
意識しなくなってくるのであります。
そのものと一体になってしまえば、たとえば「山の中に入ってしまえば
山の姿を見ることができなくなる」ように、
あるいは「喉にかかっているタンは汚いと思わない」ように、
それを批判することができなくなりますから、違和感が
消えてしまってそうなるのであります。


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2009年11月25日水曜日

自体が苦しいために

自体が苦しいために、たいていの人がその苦境から
抜け出そうとして悪戦苦闘することになるのですが、
そうすればするほど苦しみを深めることになつて、
そういうやり方では苦境から脱出することはできないのであります。
逆にとらわれの中に入り込んで、とらわれになりきり、
とらわれを間麓にしない人間になることによって解決されていくのであります。
怒りが高じて相手を殴ったりすると、そのときはスカッとした気分になります。

2009年11月22日日曜日

理論と実践は車の両輪のようなもの

理論と実践は車の両輪のようなもので、どちらが欠けても良くないものです。神経症になっている人は現実から逃げているところがあるために、実践不足になるケースが多いと思います。
「理屈の上では理解できるけれども実行ができない」という時期が、
症状をのりこえていく過程で必ずやってくるものです。
その場合は、理論過剰になっているわけで犯すから、ひとまず理論から離れて、
事実本位の生活をしてみることをお勧めしたいと思います。
「必要に応じて必要なことをする」という生活です。

2009年11月18日水曜日

早くなくしたいと思うのが人情

なんとかして早くなくしたいと思うのが人情ですが、
これもそういうわけにはいきません。
消えるまでに時間がかかるものもありますが、
それはどうすることもできないのであります。
そうする気持ちはわかりますが、
やりくりすればするほど「こじれて」しまって、
簡単に消えなくなり、返って苦しむようになるのであります。


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2009年11月14日土曜日

形でできあがって

「理知的な反抗」という形でできあがっていると育っていいのであります。
「不快感」を意志の力でなくそうと努力するようになるのですが、現実にはそれができないために、
「不快感」を避けるようになるのが普通です。
そうなって苦しんでいるのが神経症になっている人の現実の姿だろうと思います。
不快感にとらわれていく」のですが、一度不快感にとらわれてしまいますと、そこから抜け出すのは簡単ではありません。


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2009年11月10日火曜日

今の幸せは決して得られない

「神経症」や「うつ病」にならなかったら、おそらく今の幸せは決して得られなかったであろうことが確信をもって言えるのであります。
過去の苦しみや悲しみを埋めて、なお余りあるものであると思つているからであります。
それを敢えてくれたのがほかならぬ「森田療法」であったわけです。
「どうして神経症になったのか」について詳しく説明する時間はありませんが、神経症というものを簡単に要約しますと(何回も亭っように)「異常ではないものを異常と思い込み、それをなくしようとして悪戦苦闘している状態」だということができます。
現実の自分を否定して、理想的な自分を観念的に創りだそうとして、はからい続けたのであります。

2009年11月7日土曜日

絶えず変化している

自然現象が絶えず変化しているように、感情も心の中の自然現象ですから絶えず変化しますが、その変化の仕方には妄の法則性があるというのです。
感情は、刺激を受けることによって自然に発生して、自然に消えていく性質のものですから、私たちはただそれを「感じていさえすればいい」のであって、それ以外のことをする必要はないわけです。
人間の内面的な世界を豊かにすることになるのであります。


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2009年11月4日水曜日

基本的な態度

神経症でとらわれている人の基本的な態度は、「苦しいから逃げる」ものになつていると思われます。
「苦しいから逃げる」というのは、比べて迷う相対の世界における態度だと言えますし、「苦しいから苦しむ」というのは、比べない絶対の世界における態度だと言えます。
はじめは真っ直ぐ上を向いて凍ていても、そのうち嫌になって右側を下にしてみたり、あるいは左側を下にしてみたりして、なかなか落ち着かないものです。


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2009年10月31日土曜日

体験してみるとよくわかる

体験してみるとよくわかるのですが、前者が「苦しいから逃げる」態度であり、後者が「苦しいから苦しむ」態度であると言うことができます。
前述のように神経症でとらわれている人は、すでに苦しみから逃げていますし、それが癖になつていますので、なかなか素直に苦しむ態度になれないで、どこまでも苦しみから逃げようとするのが普通です。
逃げるに逃げられない状況に追いつめられて、往生せざるを得ないようになるものです。


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2009年10月28日水曜日

今になりきる

それは「とらわれた状態の中に入り込んで、とらわれと一体になる行為であった」と思いますし、「自分の救いを断念する」ことは「今より善くなることをあきらめる」ことであり、結果的に「今になりきる」ことであったのであります。
そうするより外に仕方がなかったのですが、これを別の言い方をしますと、それは「反抗心の消滅」であったと言ってもいいし、自己中心的な「エゴの消滅」であったと言ってもいいと思います。
結果的に「今になりきる」ことであったのであります。


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2009年10月24日土曜日

症状とのたたかいに

ほとんどそういった症状とのたたかいに明け暮れたことになります。そういう意味で私は、そうなってはいけない人間の代表みたいな存在です。
私がそういう心境になったのは、ごく最近のことですから、さきほども申しましたように、人生の大半は幸せではなかったのですが、にもかかわらず今の私は、現在の幸せが得られたのは「神経症」や「うつ病」のお陰であると思っていますから、それらのものに感謝しているのであります。


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2009年10月20日火曜日

抜け出すのは簡単

不快感にとらわれていく」のですが、一度不快感にとらわれてしまいますと、そこから抜け出すのは簡単ではありません。
悪戦苦闘することになるのですが、そうすればするほど苦しみを深めることになつて、そういうやり方では苦境から脱出することはできないのであります。
逆にとらわれの中に入り込んで、とらわれになりきり、とらわれを間麓にしない人間になることによって解決されていくのであります。
あるいは、不満なことがあるとすぐ愚痴を言ったり、気に食わないことがあるとすぐロに出して言ってしまう等の行為は、一時的に気持ちは楽になりますが、神経質の人はやがてその行為を反省して後悔の念にさいなまれて悩むようになるものです。


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2009年10月17日土曜日

不快感のあるまま

普通は、不快感のあるままやるべきことをやっておれば、いつの間にか消えていくものであります。
ところが、この場合に私どもは、不快感が自然に消えるまで待つ (我慢する)ことができなくて、それを早く消そうとして、いろいろとやりくりする傾向があります。
そうなってしまう原因をよく考えてみますと、神経質の人には、前記の逃避欲求の外に、「幸せな気持ちになるためには不快感をなくすればいい」、「感情は意志の力でコントロールできる、できないのは努力が足りないからだ」、「できれば不安を感じないで欲求を実現したい」などと言った、虫のいい願望というか認識があって、それが元になって不快感を早くなくそうと「やりくり」するようになるのだと思われます。

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2009年10月14日水曜日

意識的注意の状態から無意識的注意

それはとてもつらいことなんですが、やむを得ずそういう状態を維持していますと、「感情の法則」によって、やがて意識的注意の状態から無意識的注意の状態になり、「苦しい」という感じがなくなって、感じの執着から解放されていくのであります。
そのときの事実に素直に従って、「苦しいから苦しむ」態度になること、すなわち「恐怖に突入」することを勧めているのであります。
「見てはいけない」ということになれば、ますますそのものを意識し注意することになりますし、「絶対に見てはいけない」ということになれば、そのものが見えることを絶えず恐れるようになるのであります。


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2009年10月10日土曜日

あまり時間はかからないのですが・・・

普通は、刺激を受けてから感情になるまで、あまり時間はかからないのですが、「感じ」から「感情」になるまでには、いろんなものの影響を受けるように思われます。
一不意に殴られたとき最初に感じるのは「痛み」であると思いますが、少し遅れて「怒り」とか「恐れ」とか「不安」といった感情が生まれてくるわけです。
不変なものではなく、常に変わる可能性のあるものですが、私たちは、それらの因子をそのときの条件のもとで瞬時に働かせて、「痛み」から「怒り」になったり、「恐れ」になったり、「不安」になったりするのであります。


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2009年10月8日木曜日

素直に苦しむ態度とは

それは通常、症状のあるままやるべきことをやっておれば、自然にそうなってくるのですが、こうして私たちは、最終的にはやはり「やむを得ず苦しむ」態度になり、恐怖に突入して、苦しみに「なりきる」体験を通して神経症が解決されていくのであります。
はじめから素直に苦しむ態度になれない人が、仕方なく苦しむ態度になるには、かなり時間がかかることになりますが、これは仕方のないことだと思います。
神経症の場合、それはたいてい 「絶望状態」になることが多いのですが、前記の「苦しみ」の場合について申しますと、「苦しい感じ」で心の中を染めてしまった状態。


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2009年10月4日日曜日

第二の法則

第二の法則について考えてみますと、これも感情が消失する場合の法則ですたとえば、怒りが高じて相手を殴ったりすると、そのときはスカッとした気分になります。
私どもは、心の中では何を考えてもいいし、どんな感情が起きてもいいのですが、それを言動に現しますと責任をとらねばなりません。
そのように私どもがコントローできるものについては、それがいかに修練を必要とするものであっても、結果責任をとらねばならないのであります。
したがって、このような場合にはむしろ衝動的な言動を謹んで、第一の法則に従って対処する方がよいと思われます。

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2009年9月30日水曜日

アトピーはずっと一緒??

アトピー治療のステロイド薬の怖さを知り、一度ステロイドをいきなりやめようとしたことがありますが、六週間で限界でした。
保湿を心がけることで、しばらくは良くも悪くもならないですごしていたのですが、28歳ころから、体調やストレスで、顔面が真っ赤になることもあり、時々ステロイドの軟膏を使うようになりました。状態のよいときはプロトピックス軟膏、悪くなればステロイドの軟膏を使用していました。
みんなにも「どうしたの?」「だいじょうぶ?」といわれ返す言葉もなく、つらかったです。どうしていいかわからないまま、マスクで顔を隠し毎日が過ぎました。
もう、このまま、ステロイドに浸るしかないのか・・・

2009年9月26日土曜日

アトピーを考えてみよう

幼い頃からアトピーと共に、ステロイドと共に育ってきました。年を重ねるにつれ、ステロイドの量が増え、これから先も続くのかと不安だらけの日々を送っていました。おまけに、仕事は転勤があるため、あらゆる環境の変化に対応できる体にならなければと、気持ちばかりあせっていました。私は、思い切ってステロイドを断とうと思いました。
日に日に頭皮から顔から全身が真っ赤になり、高熱にも襲われ、かつてないほどの最悪な状態になり、痛さで歩くのもやっとの状態になってしまったのです。
高橋さんのマニュアルと出会い、マニュアルの方法にチャレンジしまし

2009年9月22日火曜日

アトピーの現状を知る

幼い頃からアトピーと共に、ステロイドと共に育ってきました。年を重ねるにつれ、ステロイドの量が増え、これから先も続くのかと不安だらけの日々を送っていました。おまけに、仕事は転勤があるため、あらゆる環境の変化に対応できる体にならなければと、気持ちばかりあせっていました。私は、思い切ってステロイドを断とうと思いました。
日に日に頭皮から顔から全身が真っ赤になり、高熱にも襲われ、かつてないほどの最悪な状態になり、痛さで歩くのもやっとの状態になってしまったのです。
マニュアルと出会い、マニュアルの方法にチャレンジしました。
これからも頑張って続けて行きたいと思っています。

2009年9月20日日曜日

アトピー情報・・

薬を使わなくても過ごせるようになったのは、マニュアルを始めてから一ヶ月後くらいです。薬を塗っていても痒くて大変だったのに、現在はかなり痒みがなくなりました。
薬を長年使っている人ならわかることと思いますが、一度使ってしまうとやめれなくなります。薬をやめれることがどんなにすごいことか解ると思います。薬を使わなくてもよくなったので、月2回行っていた皮膚科にも、ここ二ヶ月行っていません。現在アトピーで苦しんでおられる方々が、この本に出会えることを願っています。
今ではすっかり皮膚もきれいになりましたが、今後もマニュアルにのっていることは実践していくつもりです。

2009年9月19日土曜日

アトピーを治すたには

顔面から首にかけてのアトピー症状がとてもつよくでて、病院で処方されたステロイドをつかいました。とても強いものでした。ただれたようになって、とても痛くてかゆくて・・・。みんなにも「どうしたの?」「だいじょうぶ?」といわれ返す言葉もなく、つらかったです。
どうしたらよいものかとネットで色々情報を探していたところ、この本に出会いました。以前からかなり気を使っていた内容もあったのですが、本に書いてある通りに忠実に実践しました。
薬を塗っていても痒くて大変だったのに、現在はかなり痒みがなくなりました。